歌詞
金木犀
響色堂, 可不
何回だって通り過ぎた
路地裏にそっと咲いている
ほころび出したオレンジの
蕾はまだちょっとあどけない
「競争だ!」って走り出した
君の笑い声は弾んでいる
進み出した僕たちの
歩幅はまだちょっと頼りない
スピードあげて回ってく世界で
透明な季節は色付いていく
金木犀が咲く頃に 夕景に浮かぶメロディ
赤橙色に染まる街がなぜか切ない
二人で手を取り合った帰り道
また明日って呟いた
悲しいこと忘れる魔法
甘い香りが残っている
晴天下長い坂道
背中に君乗せて登っていく
軋み出した自転車の
ペダルは音たてて忙しない
「ねえ今日これから何しよう」
「おもしろい事考えてよ」
空に描いた未来図の
行方はまだちょっと見通せない
世界は今日も気まぐれに回って
透明な未来を彩っていく
金木犀が咲く頃に 一瞬に光るメモリー
過ぎ去っていく青い春よ 汗が煌めく
脈打つ心臓が唄うポエジー 憧憬は胸の奥に
頬を撫ぜる風に乗って君の香りが残っている
金木犀が咲く頃に 感傷的なノスタルジー
君のいない街の隅で1人呟く
言葉は曖昧に歌うエレジー 追想は時の中に
過ぎ去っていく過ぎ去っていく
甘い香りが残っている
君の香りが残っている
何回だって通り過ぎた
路地裏にそっと咲いている
大人になったオレンジの
香りを胸に抱いて春を待つ
- 作詞
shun-zei
- 作曲
shun-zei
- プロデューサー
shun-zei
- ギター
shun-zei
- プログラミング
shun-zei
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Flower Crown
響色堂, 可不
- 1
bouquet
響色堂, 可不
- 2
花惑う
響色堂, 可不
- 3
ダリアが踊る
響色堂, 可不
- 4
エイプリル
響色堂, 可不
- 5
プールと花束
響色堂, 可不
- ⚫︎
金木犀
響色堂, 可不
- 7
魔法
響色堂, 可不
- 8
極夜行
響色堂, 可不
- 9
夜明けまで
響色堂, 可不