歌詞

教室の隅に置き忘れた

アルバムのページ そっとめくる

今ではすべてが小さく感じる

触れると聴こえる 君の笑い声

「今、届くかな…」

最後に君に伝えたかった

言葉はまだ 胸の中でさまよっていた

あの頃はまだ 特別だなんて 二人 気づかないで

繋いだ手は 離れないと思っていたんだ

ふざけ合っていた あの放課後

真っ直ぐな視線 時間が止まる

一度だけ強く抱き締めてくれた

自分の気持ちにやっと気がついた

「元気かな？」

机にそっと書いたメッセージ

届かないまま あの日の思い出にとけて

少しかすれた君の呼ぶ声 胸を締め付けては

戻れない日々 終わり告げる

季節に想いは いつしか 記憶の

流れに その身をあずけて 消えるのかな…

「今、届くかな…」

すれ違っても気付けないけど

心にある らくがき 忘れないずっと

思い出すたび笑顔になれる 少し泣いた昨日も

記憶の中 変わらない あの日の眩しい

君 笑ってるから