Lyric

生まれた場所を 遠く離れたら

思ってたよりも 不安な日々だ

出会いが描く 鮮やかな未来

本当のこと言えば 信じきれなかった

ページめくれば 風が吹いていた

振り向いちゃダメとわかっていても

筋書き通りにいきそうにないんだ

過去から未来へ続いてくSAGA

白い小石をサイコロのように

明日へ転がして 前に進もう

わたしたちの声は どこまで届くかな？

優しさや強さや 勇気や情熱

きっと楽しくて どこか懐かしい

君と僕をつなぐ物語――

“言の葉を捕まえて

君は最古の物語を掴もうとした

誰にも聞きとれない特別な声で歌おう

かけがえない何かのために

平らかな気持ちで

不確かな絶対を祈りにかえて

ロマンシング・キャプチュード”

雨が止んだら 君は微笑んで

しおり挟んだ地図を広げた

ピクルスのせたパンをかじって

迎えを待ってる 旅立ちのSAGA

飛行機雲を手繰り寄せたら

水平線から希望は見える

北から天つ風 南へ沖つ風

背中に追い風 時に向かい風

少し切なくて どこか心地いい

君と僕だけ知るEndless Story

わたしたちの声は どこまで届くかな？

喜びや震えを 希望や未来を

口ずさむように 解き放つように

君と僕をつなげ 物語

何度も空見上げて

何度も思い馳せて

この本を閉じたとき

SAGAは走りだす