歌詞

枯れゆく日常に

流れ落ちていく泪が

奈落へ根差した芽に

一つ、葉を咲かす

もう二度と残酷にも成れない、

そんな呪いに

居場所はないのだろう

焼け付いた宿命に身を委ねた

朧げな幻影

儚く散らす

愛執は猛毒のように

飽和する身を 尚も抱かんとす

愛せば愛するほど

灼ける傷を刻む

(消えぬ灯火)

確かな鼓動が 今もこの胸に響く

隠した願い

きっと貴方がくれた

温もりはいつしか、

毒として私を呪うだろう。

そんな虚しい結末を

迎う時までに

この愛の意味を教えて

永遠を知らずとも

消えてしまうのなら

どうかこの手で

消え去く怨みが

身を壊してゆくけど

最後に交わした願いは

愛という呪いを傍に。

嗚呼、消えて去く

痛みは綺麗で

怪物として別つ境界線

その先では生きられない

ねえ、そうでしょう？

もう消えないで

終わりさえ愛しくて

あの日触れた心の温もりで

腐り堕ちていく

そっと貴方がくれた

優しさはいつしか

うつろな日を青に変えるだろう

きっとそこでは生きられない

運命だとしても

その愛の意義を教えて

染めて、溢れる哀情を

壊れた身をただ深く

庇ってくれた

夢の狭間へと、

ずっとあの日々を馳せている

陰陽おんみょうに封ぜられた聲

我が身を崩しながら

君を迎えに

もう貴方がくれた

温もりが今では

毒として私を呪うけど

そんな哀しい結末を

迎うその先も

この愛を忘れないでいて

永遠を知らずとも

消えてしまうのなら

どうかこの手で

消え去く怨みが

身を焦がしてゆくけど

最後に交わした願いは

愛という呪いを傍に

止めないで、愛情を。