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作曲家である斉藤尋己によるピアノソロ作品です。
曲のタイトルである"白雨(Hakuu)"とは明るい空から降る雨のことです。 しかし、私はその白い雨と言う文字から本来の意味より霞がかり静謐を湛えた景色をイメージし曲を書き上げ、アルバムカバーでもそれを表現しました。 ピアノの一音一音が織りなす残響は静かに降る小雨のように風景をぼかし、陽の光と溶け合い、世界の色を淡くしていきます。 この曲は音数が少ないがゆえに感じられる柔らかなピアノの音色の余韻と光り輝く倍音に耳を傾け、静寂と共に楽しんで頂きたい作品です。
10歳よりクラッシックギターを始め、18歳から本格的にクラッシックの音楽理論を学ぶ。 その後、日本大学芸術学部情報音楽コースに入学し、 音響心理学、音響解析等を学び、実験的作品やオーケストラ作品などで作曲活動を開始。 卒業後は、映画・CM・TV・Web などの多くのメディアに楽曲を提供する他、 nanaco カードのインターフェイス音や YAMAHA の音源開発、DAIHATSUなど企業CIのサウンドデザインにも携わる。 また、ミラノサローネでの展覧会の会場音楽制作や、サウンドインスタレーションなどのアート作品を発表し、 様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。 2015 年にエレクトロニック アーティスト QUKO としても活動を開始し 2016 自身主催によるサウンドスケープを思考の軸に据えたサウンドブランディング エージェンシー SoundscapeDesignLab を立ち上げる。
hiroki saitoh