

風にほどけた前髪のかげで
君は林檎の樹の下にいた
光が花櫛に触れてゆれ
その一瞬が 春の夢のようだった
白い指が やさしく差し出した林檎
淡紅の色が 頬に似て
ぼくの胸の奥で 知らぬ火が灯った
それが恋のはじまりだった
ため息がひとつ 風にまじり
君の髪をかすめたとき
ぼくはまだ知らなかった
愛がこんなにも静かに 心を染めることを
林檎の木の下に続く細い道
いまも光の中にのびている
「最初にここを歩いたのは誰?」
君の声だけが 今もそこに残っている
- 作詞者
茶屋萬衛門
- 作曲者
茶屋萬衛門
- プロデューサー
茶屋萬衛門
- プログラミング
茶屋萬衛門

茶屋萬衛門 の“初恋”を
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初恋
茶屋萬衛門
アーティスト情報
茶屋萬衛門
主にギターとピアノの名曲を編曲・演奏してアルバムを作っています。
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