歌詞

Vesper

流れる雨に散り落ちる涙は見えずとも

信じた道を照らすことを決して止めはしない

灼け尽く光が陰を落とし 青蘭に沈む時

虚な瞳に映る明け星 そっと頬を撫でる

愛焦がれた歌声に微睡み眠る心に

思い浮かぶ面影 淡く照らす月

妖艶なままのあの光 今も抱いて

私には私の道があるから 明日を迎えて

暁 交わす誓い

振り撒いた笑顔の裏で

さんざめく憂いと嘆き

焦燥に駆られていく隨に

黒ずんでいく祈り

咲き乱れる色とりどりの花

照らしてばかり 染み付いた嘘

救いは何処に

暁 私は私 明け星の先へ往く

重ねるばかりの想い 遂げる明日は見えず

挫けそうな心の奥 浮かぶ光は

たおやかに咲く一輪華のようで

口遊んだ 黄昏 呼び覚ますんだメロディー

迷うことは無い ただ吹き荒ぶ風が鳴く

願いを掛けた宵の明け星 私の光

蒼天に晴る 見つめる目と目

愛交わした面影を抱いて

明け星の先の信じた道を

誓いを果たし寄り添い往く

私が照らす光