歌詞

草木の平和を取り乱し

つぶらな瞳、硬い顔

体震わせ足踏みでさえ

遠く地鳴り呼び寄せる

おままごとで、コト起こして

世界の目で恐れ浴びし

身軽な重荷もう投げ捨て

縛りを断ち野性を剥がす

立ち止まる隙なんて

蟻の住処ほどに狭いよ、きわく細く

草木らを盾に潜めたら

熱い咆哮がヒリつく

無数の影、手槍を掲げ

牙を追い求め足が光る

誇りをかけた、さてもさても烈風のごとし

賞味願い気を吐く

光と闇のせめぎ合いか、なにか

骨脈打つように頬がきしむ

馳せて挑む深呼吸から

タンパク質をめがけるよ

ああ、舌を賄う時

砕けて淀む強い心とその搦手

荒野の果てへ船漕ぎ出す

みかじめはこれから取り立て

かつ、魂の渇望満たす

恐れうるわけ

貝の捨て場底に深く奥沈めて

うぶ毛逆立つチャンスを待て

鼻を上げたヤツが見える

咲き香る至急なんでかんでも

一縷の望み、そっと秘めて

一歩二歩目のその次絶たれ

八つ裂き、空目などはなく

肉を抱いて遠心で跳ねて

牙、鼻、腕、爪、幾ばくなく

嘘と帰路の恩知らずと

アザがえげつを無くす

意識たゆたう、じゃあ避けよう

胃から痛くあげた

因縁を恨み血を吹いた肌

おめおめと鼓動捨てないと

さぁ、喘ぐように