

昨日まで信じていた
線が踏み消されていく
声の大きな者だけが
正しさを書き換えていく
遠い街に火が上がり
誰かは地図を指でなぞる
失うものを持たない顔で
次の一手を決めている
守るために生まれたはずの
ルールは壁に飾られ
破った者が笑うたびに
沈黙だけが増えていく
どこから壊れたんだろう
誰が最初に目を伏せた
青い星は回り続ける
何も知らない顔をして
勝った者だけが語るなら
真実はどこへ行くのだろう
正しさより強さを選ぶ
そんな世界でいいのか
境界を越える足音に
眠れない夜が続く
善意という名の扉から
不安まで入り込んでくる
傷つけられた人の声は
数字の陰へ追いやられ
誰を守るための法なのか
答えは今日も返らない
緑の芝生の真ん中で
笛の音さえ曲げられる
倒れた者が得をして
耐えた者だけ置いていかれる
小さな不公平を
笑って見逃したその先で
世界を支えていた柱が
一本ずつ傾いていく
どこから壊れたんだろう
僕らもそこにいたはずだ
見て見ぬふりを重ねながら
崩れる音に慣れていった
勝った者だけが語るなら
真実は声を失っていく
恐れずに問い続けよう
それは本当に正しいか
国旗の色が違っても
流す涙は変わらない
けれど愛を語るために
罪まで許してはいけない
憎しみだけを育てずに
秩序だけを手放さずに
誰もが同じ責任を負う
明日をもう一度選びたい
どこから壊れたとしても
ここから直せるはずだろう
黙らないこと
忘れないこと
小さな声を消さないこと
力だけでは決めさせない
恐怖だけには従わない
この世界を次へ渡すため
僕らは今日を見つめている
- 作詞者
ai.abuyasu
- 作曲者
ai.abuyasu
- プロデューサー
ai.abuyasu
- プログラミング
ai.abuyasu

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静かな崩壊
ai.abuyasu



