

黒板の文字が かすんで見えたのは
窓の外の空が にじんでたせいにした
あと何回ここで 君と笑えるだろう
そのたびに 胸が痛くなる
気づいてほしいなんて 言えたら楽なのに
君の視線は いつも誰かの方へ
ねえ、最後のチャイムが鳴る前に
言えたらよかった
「好き」って言葉は 喉の奥 まだつかえてる
校内の影が伸びてゆく
さよならがすぐそこにいる
伝えられない想いだけ 置いていくんだね
下駄箱の隅に 書きかけの手紙
渡せずにカバンに そっとしまったまま
「元気でね」なんて 強がりのセリフで
ほんとの気持ち ごまかしてる
君が笑うたびに 胸が苦しくなる
あと少し 勇気があればいいのに
ねえ、最終のバスが来る前に
言えたらよかった
君の横顔 目に焼きつけたまま動けない
空っぽの教室の窓に
映ってる私が泣いた
伝えられない想いだけ 心にしまってく
ずっとそばにいたのに
気持ちは遠くて
名前呼ぶ声さえも
届かなくなりそうで
ねえ、最後のチャイムが鳴ったら
私たちはもう 同じ空の下じゃない
それでもきっと忘れない
好きだったその背中を
言えなかった「さよなら」のかわりに
今日を心に刻むよ
- 作詞者
hare_tabi
- 作曲者
hare_tabi
- プロデューサー
hare_tabi
- プログラミング
hare_tabi

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最後のチャイム
hare_tabi
アーティスト情報
hare_tabi
AI × 人間の感情で紡ぐ、新しい“叙情ポップ”。 Sunoで生まれたサウンドに、僕自身の痛みと記憶を合わせて作っています。 誰かの心を少しでも震わせる音楽を届けたい。 時代の境界を越える音を、ぜひ。
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