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この曲は、昔のCDシングルのカップリング曲をイメージして作られました。
表題曲のように何かを強く訴えたり、答えを示したりする曲ではなく、季節が変わるたびにふと思い出してしまう記憶や感情を描いています。
舞台は10月。冷たい雨が降り続き、肌寒い風が心に吹き込む夜。窓の向こうに見える車のライトや、雨に滲む涙、交わされたはずの言葉。それらは時間とともに遠ざかっていきますが、完全に消えることはありません。
タイトルの「こころの残り」は、単なる心残りという意味ではなく、過ぎ去った時間の中に今も残り続けている感情そのものを表しています。
「あのとき、なぜあんなことをしたんだろう。」
そんな誰もが一度は抱いたことのある後悔や、もう戻ることのできない過去への想いを、10月の雨と風景の中に閉じ込めた楽曲です。
派手なドラマはありません。ただ、冷たい雨がしんしんと降る夜に、ふと蘇る記憶がある。その静かな余韻こそが、この曲のテーマです。
2003年結成。 東京を拠点に活動を始めたバンド「ままどおる」。 定番の掛け声は「ミルクたっぷりママの味」。 あのフレーズをそのまま拝借している。 本来はサイコビリーバンドとして、 名前とのギャップを売りにする予定だったが、 当の本人たちがまったくそれっぽい曲を作れなかったため、 結果的にJ-POPバンドとしていくつかの楽曲を制作。 当時は自主制作で楽曲を発表しながら活動するも、 バンドとしての活動はほどなくして停止。 音源だけが静かに残り続けることとなる。 それから約22年。 当時制作された楽曲を再発掘し、 AI技術を用いてボーカルを再構築。 新たな形で作品を再リリースする。 バンド自体は現在活動していないが、 楽曲はAIによって再び歌われ、 時間を越えて更新され続けている。 「過去に作られた曲が、未来の声で歌われる」 ままどおるは、 活動しないタイムカプセルバンドとして、 いまも音楽を更新している。 また、楽曲の歌詞は 言葉の意味がほどけたまま進んでいくような断片とイメージで感情を描く表現が特徴となっている。