歌詞

きっとどうかしていた

五月は味気なくてさ、

部屋の片隅の棚の中

期待を放り込む

今も考えていた

違う道を進んだら

迷うことなんてなかったかな

希望的観測

きっとどうもしてもいない

日々はダラっとしてんのさ

去年の冬を見返してみる

「君が映ってた」

今も考えていた

いつも夏が来る頃

二度と過ぎ去って欲しくない

無理があるけど

交差点には

三角目のあいつ

くたびれていた僕の

横をすれ違って行く

きっとどうかしてるだろ

誰も彼も

さりげないこの幾つもを

無くさないように

きっとどうかしてるだろう

ずっと前から

しょぼくれたまま

幾つもさ、歳をとって行く

春も去ってしまえば

すぐに葉桜だろ

河川敷の特等席で

それを眺めてる

でもそうこうしている

うちに、夏が終わってさ

今年も何もしてないな

なんてこれも恒例行事だ

快晴を望んでいるような

雲ひとつない夏をさ

きっとどうかしてるだろ

誰も彼も

さりげないこの幾つもを

無くさないように

きっとどうかしてるだろう

ずっと前から

しょぼくれたまま

幾つもさ、歳をとって行く

黄色どうにかしてまで

探して来るから

砂に埋めたまま幾つも

波が返す

いつもどうにかならないか

考えている

頭ばっか痛くなってさ

仕方ないけど

おーいえー！