Lyric

ラムネ色の空　君に焦がれている

異世界に突然　迷い込んだみたい

予報はずれの天気　空を眺めている

雨雲どこへやら　君と過ごした日々も

すっかり晴れている

「相変わらずね」呆れる様に

初めて贈った手紙

君が置いていった小説からこぼれる

青すぎた夏に　転がり擦りむいた

未だに癒えずに　キュンと響く

まだ少し滲みる傷に

切ない甘さを一粒くださいな

(2A)

異世界であってほしい　迷い込んだみたい

予報はずれの天気　空を眺めている

雨雲どこへやら　君と過ごした日々も

すっかり晴れている

照れくさくて　くすぐったい思い出や

写真のなかでは気づけない

瞳に映る花火

未来で気づいた

火花でヤケドしそう

打ち上がるその音にさらわれた

「ずっと二人で」

もう一度言えなかった

全部なかった様な顔して

とぼけた空

大人になれずに子どもに戻れずに

ビターな夜景を飲みほして

一人の朝を迎えた

切ない甘さを一粒　ラムネブルースカイ