Want You, Fear Youのジャケット写真

歌詞

Want You, Fear You

SoLunia

「今度飲もうよ」って光る画面

嬉しいのに指が動かない

既読をつけたら何か始まる

それが怖くて画面を伏せた

「行きたい」って打っては全部消して

二時間かけて絞り出した言葉が

「ごめん その日 微妙かも」

あんなに会いたかったくせに

逃げ道を選ぶ自分が

一番 自分を傷つけてる

分かってるよ こうやって

全部 自分で壊してるって

それでも「うん」が言えない

喉の奥が 錆びついてる

Cracked open, still closed

笑った顔の裏側で 血が滲んでる

「寂しい」って言えたら楽なのに

その一言が一番重い

繋がりたいのに 近づくほど壊れそうで

この矛盾に名前をつけられないまま

今夜も布団の中で 拳を握ってる

楽しかったはずなのに

帰りの電車で始まる裁判

「あの笑い方 引かれたかな」

「喋りすぎた 黙ればよかった」

家のドアを閉めた瞬間

楽しさが全部 罪悪感に変わる

もう誰にも会いたくないって

本気で思ってる自分が怖い

日曜の夜 天井を見てる

今週も誰にも触れなかった手

「一人が好きなんだ」って

泣きながら言う嘘がもう限界

変わりたくて検索した

社会人サークルのページ

申し込みボタンの前で

いつも通り 画面を閉じた

Cracked open, still closed

コンビニで「温めますか」って聞かれた声が

今日 初めて聞いた人の声だった

こんな自分が惨めで仕方ない

カフェの隣で笑い合う女の子たちが

かつて夢見た自分の姿で

視界が滲んで コーヒーが冷めていく

古い友達から「元気?」って来た

嬉しいのに「なんで今さら」って

素直になれない醜さが

また自分を嫌いにさせる

職場で「それ可愛いですね」って

たった一言を 一日中握りしめてた

こんなに飢えてるくせに

差し出された手を 振り払ってしまう

本当は誰より寂しいのに

寂しいって顔ができない

助けてって言えない人間が

一番静かに壊れていく

Cracked open, still closed

誰かの体温が欲しいだけなのに

「会いたい」と「逃げたい」が

同時に叫んで引き裂かれる

変われると信じた夜も

朝が来れば同じ部屋の同じ天井

それでも胸の奥で 何かが灯を絶やさない

Cracked open, still closed

笑った顔の裏側で 血が滲んでる

「寂しい」って言えたら楽なのに

その一言が一番重い

繋がりたいのに 近づくほど壊れそうで

この矛盾に名前をつけられないまま

今夜も布団の中で 拳を握ってる

画面の光だけが

この部屋を照らしてる

誰にも届かない声で

「おやすみ」って呟いた

  • 作詞者

    SoLunia

  • 作曲者

    SoLunia

  • プロデューサー

    SoLunia

  • マスタリングエンジニア

    SoLunia

  • グラフィックデザイン

    SoLunia

  • その他の楽器

    SoLunia

Want You, Fear Youのジャケット写真

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    Want You, Fear You

    SoLunia

「会いたい」と「会いたくない」が、同じ強さで胸に居座っている。誰かと繋がりたくてたまらないのに、その相手が怖い。怖いのに、寂しさだけは消えてくれない。「Want You, Fear You」は、その引き裂かれたままの心を歌にした一曲です。
届いた誘いに指が止まる。行きたいはずなのに、出てくるのは断り文句ばかり。やっと会えても、帰り道では言ったことを一つひとつ思い返して、自分を責め始める。ひとりに戻る頃には、心地よかったはずの時間が、重たい後悔だけになっている。それでも夜の静けさには勝てなくて、気づけばもう、次の約束に身構えている。この曲が描くのは、克服でも前進でもなく、そこから抜け出せない反復そのものです。
誰にも言えない孤独を歌にしてきたSoLuniaは、痛みに答えを出しません。「大丈夫」とも「変われる」とも言わない。ただ、同じ場所で同じ温度のまま隣にいる音として、この矛盾にそっと寄り添います。生々しさが交差する、夜のためのサウンド。
近づきたいのに近づけない夜に、そっと流してください。

アーティスト情報

  • SoLunia

    「救いよりも、共感を。」 SoLuniaは、孤独や不安を"そのまま"受け止める音楽プロジェクト。 名前は「Sol(太陽)」「Luna(月)」「ia(場所)」を組み合わせた造語で、光と影の狭間——どちらにも属さない曖昧な感情が息をできる場所を意味する。 前向きな励ましではなく、「同じ場所にいる」という静かな共鳴を届ける。承認欲求、デジタル社会の断絶感、動けない日々への恐怖、「大丈夫」という嘘——誰もが抱えながら口にできない痛みを、歌と映像で静かに描いていく。 体験や経験を元にして、AIをベースにした作曲と、人の手による歌詞・ミキシングを融合させた制作スタイルで、テクノロジーの平滑さと人間の不完全さの間に生まれる"温度のゆらぎ"を表現している。 代表曲に「Validation Economy」「Frozen in Motion」「Liminal Spaces」「Out of Sync」「Five Minutes Forever」など。

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