水溶液のジャケット写真

歌詞

水溶液

田中 必勝

朝バス待つ公園

北千住駅の東口

鳥の囀りが綺麗で

あの頃と同じ

柔らかい声に結んだ髪

揺らめいて

仮初の泡沫恋

靡いた心 閉ざした言の葉

積もり積もる花びらが

水溶液のように溶けて

思い出 色変えるように

君は変わった

何通りもの結果から遡ってみても

君はそこにいない

君に会えない

ギコギコギコ

揺れる列車 今更愛は運ばない

繰り返し巡る環状線も

目的地はない

見ないふりして カラ繋ぎ左手

降りる事もない

明け方のカーテン越し

朝日が綺麗に照らしたふたりが

淀むほど

なお綺麗で

水曜 駅のホーム色濃く残ってる

思い出たちに少し会いにきた

どれだけ時が経っても

色褪せない君の面影に

今も甘えてる

この水溶液をいっそ濾過してしまえば

何も無かった事に

なんて

  • 作詞

    田中 必勝

  • 作曲

    田中 必勝

水溶液のジャケット写真

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    水溶液

    田中 必勝

アーティスト情報

  • 田中 必勝

    京都府出身シンガーソングライター。 2018年にリリースした1st Single『声』は「路上ライブ90日間で1,000枚お届け」というチャレンジに挑戦し、70日で1,000枚完売。2019年開催された1stワンマンライブでは100名を動員。主催ライブも定期的に行っている。2022年春に上京を発表し、同年5月より新天地東京に活動拠点を移す。 孤独や哀愁にフォーカスし描かれた詩と透き通る歌声が曲中の心情を高純度で伝える。

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