Lyric

コンビニで一杯のあさげを買い

早朝7時の澄んだ空を見る

鷺は川をつつき河鵜は低空を駆け抜け

鳩は群れをなして一斉に飛び立つ

そこへけたたましく響く総武線や

トラックの走行音　途端に

地面に捨てられたごみや空き缶がチラつく

見上げた空に高層ビルが立ち並ぶ鬱蒼としたコンクリートの巨木群

文化的価値観の岐路

突っ立って知った己

主人公や脚本家

私の役目に名前はあるのだろうか

夢うつつの光景を超えた

青天の霹靂を

待っている

1つ良い事を行えば

2つ悪い事が起きるとする

するか　しないか

フラッシュカットする連想

枝分かれの選択肢は

実をつける 進化のspecies

効率はうまい汁を吸う為にあれど

一杯のみそ汁には敵わない

身体でぶつかり　思考するなら

答えのない答えも身体の中にある

どうせ逝くなら

明らかに見極めてからだ

Time goes by slowly

あなたは正しい

あぁどれだけ 願っても こころが

分からない 満たしたい

許したい 愛されたい

僕らは知っている

何をしようとも

たった100年の

短い旅路なんだ

それだからさ

意味をつけるんだ

個性だとか大義でもなく

離れたくない理由があるらしい

生や死を想うことを

弱さとは呼ばない

夢や目標がない人を

生きた屍とは呼ばない

暗い部屋から抜け出したら

あとは適当に口笛でも吹いて

空でも見ようぜ