Lyric

積み上げた僕の理想論が

剥がれて崩れ落ちた

駆けつけても間に合わないことはわかっていたんだ

踏みつけた君のグラスペディア

別れの花に見えた

始まりのような香りが僕を包んだ

わかっていたんだ

線路沿い　走る　僕に

気づかないよな　届くわけないよな

ガラス越し　映る　君に

もう触れられないってわかった

積み上げた僕の理想論が

剥がれて崩れ落ちた

厚化粧の君が帰ってきた

悲しかった

込み上げた僕の悲壮感が

鋼のように冷えた

あの日から何かはずれておかしかったんだ

わかっていた

もう会えないような気がして

はじめてあの言葉がわかった

忘れないような痛みすら

気づかないふりしたんだ

わかっていたんだ

気がつけば君は離れていた

すでに終わっていたんだ

薄化粧の君が可愛かった

笑っていたんだ

積み上げた僕の理想論が

剥がれて崩れ落ちた

決めつけても何も変わんなかったんだ

わかっていたんだ