歌詞

あなたは旅に出る 私はそっと撫でる

10 個目、燻んだ白

もう二度とわたしを 振り向かないでほしい

いつかわたしが 逢いに行くまで

悲しみは素気もなしに降り注ぐ

夢の端、微睡む事も許さずに

あなたが望む明日など来ない

だから、でもね、許してね

わたしのことを

あなたに逢うためにまた 手紙を開くの

震える指に 願いを込めて認める

それは洽く星を潜り抜け

ポラリスに届く手紙を、いま、綴る。

「ふたりなら」と絡めあい 雑に啄んだ

餌をくれたあなたはいない、もう

眠る星を起こして

あなたの居場所が知りたいのです

でもね、だから、許してね

わたしのことを

手を伸ばしたその先で瞬いた光

あなたが振り向く 何時ぞやの夜に馳せる

愛を教えてくれた 愛おしいあなたへ

愛を、愛を、

あなたに逢うためにまた 手紙を書いたの

ただ逢いたいの 逢いたいの

ただ、それだけ

それは洽く星を潜り抜け

ポラリスに届く手紙を、いま、綴じる。