フィルムのジャケット写真

歌詞

フィルム

野上陽平

あの日の帰り道 少し後ろを歩く

絞り出すような声で君が言った

もう少し一緒にいたいとか言ったら困るでしょうか?

何かが足りないから断る理由も作れないでいたのに

「優しい」で片づけてくれることに

甘えた

この街がずっと君の残滓を

フィルムに記録し続けていくようで

触れ合う指先もあの日の時間も

ふたりの中に仕舞っておくよ

あと何日だって無いから

言いたいことも言わせてね

息が止まりそうになりながら呟いた

私なんて子供なんだから

その横顔が大人で

全てが足りないから

突き放すこともできないでいたのに

「嬉しい」で片づけてくれることに

縋った

この先もずっと君の残滓を

フィルムに焼き付けていくような暮らしだ

新しい日々も慣れない生活も

僕の中に仕舞っておくよ

寝る前の絶対

こだわりは一体

笑うとすぐに怒り出すけれど

たまに名前を呼んでみたりして

またシャッターを切っているよ

この街がずっと君の残滓を

フィルムに記録し続けていくようで

触れ合う指先もあの日の時間も

この先もずっと君の残滓を

フィルムに焼き付けていくような暮らしだ

新しい日々も慣れない生活も

僕の中に仕舞っておくよ

ふたりの中に仕舞っておこう

  • 作詞

    野上陽平

  • 作曲

    野上陽平

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    フィルム

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