2021のジャケット写真

歌詞

さよならにしよう

S.O.H.B

ざらついた紙が

よく映えるような薄明かり

心臓が世界に媚びる音を立てる

舌の感覚で正解など

分かるはずもなく

ただ寂しさを頼りに

口付けあっていたい

老いたあなたが呼吸をする

震える視線の先

そこにおれはいるか

むき出しの感情でなにか

溢れて仕方ないから今日は

夜はまだ長いのに

悲しみに追いつけないまま

涙早く止まれ

湿気て重たくなった煙を吐き出して

何も起こらない人生を願う

この細胞に永遠などあるはずもない

生まれ変わったら

二度と出会いませんように

そう言ってあなたは蹲る

クッションひとつに

収まってしまう背中から

むき出しの感情がなにか

溢れて仕方ないから今日は

気付きたくなどなかった

悲しみに追いつけないまま

涙早く止まれ

夜の中ではあまりに頼りない

いつまでも怖がりな

あなたの代わりに

あなたを抱いた

瞳の色のわかる距離で

本当は殺してやりたかった

遠くへ行こうと思った

俺たちの夜が明けるまで

自由が続くと言って

溢れて仕方ないから今も

ちらつく希望を捨てて

あなたが笑うような日々が

続けばいいと思った

さよならにしよう

  • 作詞

    Natsumi Nishii

  • 作曲

    Natsumi Nishii

2021のジャケット写真

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S.O.H.Bとして初のアルバムリリース。
作詞作曲編曲を全て1人で手がけている。
自身の部屋で過ごし感じた四季をコンセプトに、1月ずつイメージした楽曲を書き下ろした。日本の季節になぞらえて、4月Haru no yoruから始まり、ラストは3月To the westとなっている。
アルバムを通して季節ごとの価値観を楽しめる作品となった。

アーティスト情報

  • S.O.H.B

    2021より始動したプロジェクト。 一人一人がもつ価値観を世界を伝えたい、繋がりたいという思いを楽曲に込めている。 今年11月にリリースした「2021」は、部屋から眺めた1年間を1月ずつ丁寧に楽曲に書き下ろした。

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THIRD THINK RECORD

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