2021のジャケット写真

歌詞

Inori

S.O.H.B

まぶたをきつく閉じた

愛がこぼれそうで

頼りなく揺れる指で

お前は薄い胸を指した

「何も無いんだ」と言った

吐く息の酷い熱さで

背中から震えてしまった

何も分かり合えないまま

「行かないで」なんてお前が

言えないことを知っている

ナイフにお前の名前を乗せて

途方に暮れる

僕らは一人きりでは

生きてはゆけない

大人になったら何かが

変わると信じていた

都会の雨は変わらず

酷くうるさいままで

お前は泣けない子供だ

ナイフにお前の名前を乗せて

途方に暮れる

拙い仕草で付けた傷口を見ていた

ナイフにたった一行の祈りを乗せた

寄り添って生きていくことすら

できない僕らだ

ナイフにお前の名前を乗せて

途方に暮れる

全部が僕らの愛のような祈りだった

  • 作詞

    Natsumi Nishii

  • 作曲

    Natsumi Nishii

2021のジャケット写真

S.O.H.B の“Inori”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

S.O.H.Bとして初のアルバムリリース。
作詞作曲編曲を全て1人で手がけている。
自身の部屋で過ごし感じた四季をコンセプトに、1月ずつイメージした楽曲を書き下ろした。日本の季節になぞらえて、4月Haru no yoruから始まり、ラストは3月To the westとなっている。
アルバムを通して季節ごとの価値観を楽しめる作品となった。

アーティスト情報

  • S.O.H.B

    2021より始動したプロジェクト。 一人一人がもつ価値観を世界を伝えたい、繋がりたいという思いを楽曲に込めている。 今年11月にリリースした「2021」は、部屋から眺めた1年間を1月ずつ丁寧に楽曲に書き下ろした。

    アーティストページへ

THIRD THINK RECORD

"