Lyric

もうやめよう

日差しが灯りを隠してしまうまで少しある

出来かけの映画の中にいて

誰かのものだと思い出す

注がれない欲をこぼしたシャツの

湖畔をノートに書き写し

怒られない枕元に置いた

おーい。仲良くやってゆこうよ

こぼれたら拾うものだと知っている

痺れた頭でもう一度

山折がヘタで谷折もヘタな

自分のあなたに折鶴を

あけられないプレゼントの前で

平たく馴染んで怒ってる

でも。でも、会いたい

この先の人達に

呼ばれている様な気がするの

朝は透けていた

夜も透けていた

生きてないのに逃げ場も無い

24時になる。今日も急ぎ出す

この星のはなくそ

どうして僕らは

違ってばかりいるのに似ているの

上手じゃないから

そういうとこが嫌いだよ

踊りにもならず、みんな揺れている

愛も心も感謝もない

いくつもの石と自分だけの庭で

今日は見えているだけ

どうして僕らは

違ってばかりいるのに似ているの

どうして僕らは

部屋の中でびしょ濡れなの

映画の僕らは

車の窓を開けて風を入れて

おしまいがくるまで

気だるそうでしあわせだったよね