Lyric

落ち葉を踏み鳴らす靴音

冷たい風が胸を刺す

言えなかった言葉の欠片

夕焼けに溶けて消えていく

誰もが明日を探して

迷いながら歩いてる

過ぎ去る季節の速さに

心だけ

取り残されて

紅に燃える空へ叫んだ

届かなくても構わない

終わりゆく秋の光の中で

君を強く思い出す

街路樹の影が伸びて

長い夜を連れてくる

乾いた空気の隙間に

君の笑顔を探してる

後悔ばかりじゃなくても

進むしかない道の上

散り急ぐ葉のように今

俺もまた

揺れ動いてる

紅に燃える空へ叫んだ

答えなんてなくてもいい

切なさを抱きしめるほどに

生きてる意味が滲み出す

失くしたものは戻らない

それでも歌は消せはしない

震える声が 風に乗り

秋を超えて響き出す

ひとりきり見上げた空に

まだ君の影を探してる

散りゆく季節に問いかけても

返事はただの風の音

紅に燃える空を越えて

新しい朝を探しに行く

君がくれた傷跡のすべて

未来を照らす

光に変えて