歌詞

悲しみを正しく表す術がないから

あなたは時折ナイフを振り回す

悲しみは鋭利なものだと

傷つければ伝わると信じて

綴られた言葉にどれだけ目を凝らしても

心の形までは見えやしないから

どんな言葉にも勝る一滴の赤い証明を

そんな悲鳴が聞こえたようだ

信じることが出来なければ心の存在すら不確かだから

目の前の体温だけがあなたを温めうる確かなものだよ

それを心と呼びたい

悲しみはいつか錆びつき朽ちていく物

握りしめたその柄はあなたが傷つかないためにある物

あなたの悲しみというキョウキから

あなたを守るためにある

そこに刻まれた名前それだけは忘れちゃならない

いつまでも