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本作は、2000年代デトロイト・ネオソウルの偉大な遺産を徹底的に血肉化し、機械的な規則性を拒絶して平熱の日常に深く沈潜していく「実存の解放と肉体的な同期」をテーマにした、極上のチル・アートアンセムです。過剰に整形された現代ポップスの無菌室的なスタジオ加工を徹底的に焼き尽くし、MPC3000が叩き出すクオンタイズ無効化のルーズに引き摺るドラッグ・グルーヴの律動と、感情を無愛想な平熱の奥に監禁したハスキーな男性スモーキーボイスが融合。イントロの最初の数秒から、耳に残る不条理なパターン・インタラプトの温かいローパス・フェンダーローズと極限までヨレたスネアが同時に急襲し、脳内を強引に監禁します。重厚なホーンセクションのうねり、サビで大爆発するディープなサブベース、その密度変化だけで胸を締め付けるダイナミズムを構築。時間軸を愉快に歪曲し、最後は完全遮断の極致へ至ります。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。