君と蜃気楼とあの夏のジャケット写真

歌詞

君と蜃気楼とあの夏

阿部 鍛造

君と蜃気楼とあの夏

作詞 大野 拓朗

作曲 山中 啓輔

散らかった部屋

「ただいま」の声は虚しく反響して

すぐ思い出す

この世界には僕しか居ないって

いくら無理して

忙しい日々を演じてみたって

まるでソーダ水のように

味気ないから

あの頃よく来た 海岸線沿い

一人走らせた 助手席は面影が

わずかに見えて 暖かくなる

セピア色のまま

輝いた二人は時を止め

僕だけをまた置き去りにして

鮮やかな日々を映し出す

夏の日の蜃気楼

思い出だけ

いつの日にも

優しいままで

綺麗で

今もどこかで

君はその笑顔を誰かに向けて

笑いあったり時には泣いて

日々過ごしてるの?

他の誰かと

結ばれる君が嫌なんじゃなくて

未来を変えた自分が 許せないから

まさか友達に 打ち明けるなんて

出来るハズ無いから

下手なピエロみたいに

おどけてみせてやり過ごしてる

カメラロールには

輝いた二人が時を止め

まるで昨日みたいな顔をして

蒸し暑い夏にぼんやりと揺れ動く

蜃気楼

思い出だけ いつも側で

色褪せないまま

写真たて、ワイングラス、

キーケース、香水も

なにかも君が 僕のために選んだ

モノたちならば 手放せないから

セピア色のまま

輝いた二人は時を止め

僕だけをまた置き去りにして

鮮やかな日々を映し出す

夏の日の蜃気楼

思い出だと

いつの日にか

追い越せる日まで

あの夏を 抱きしめて

  • 作詞

    大野 拓朗

  • 作曲

    山中 啓輔

君と蜃気楼とあの夏のジャケット写真

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