Lyric

閨の戸袋 宿る鳥は遊び

寂々しければ鳥といえど酒の肴

奉行風情が今日も揉めておわす

世の中騒がしと言え殆どは戯れ事

厄介増やして泡銭を誘う

小汚いやり口には食わねど高楊枝

愚勢に加勢する飯事の

心許ない太刀筋

声や音沙汰がなければ

役目なく済むのに

いざ一難去ってまた一難四六時中で

言の葉で落ち着けば終われた揉め事

已む無く太刀を抜く

一難去ってまた一難徹頭徹尾で

見返りなら背負った憎まれ役だけで

お釣りが来る

奇怪な具象は裏が有る

流言飛語に踊らせない

革命の残滓は夜警任せで

何時だって後始末を

見て見ぬ振りが板に付くその前に

偽善で買われた其れは

一言居士の所業

もう一難去ってまた一難四六時中で

下らない講釈ばかり垂れる輩は

透かさず太刀を抜く

一難去ってまた一難徹頭徹尾で

償いなら来世ですればいい

金輪際承知しない

差し出がましく出しゃ張る猿芝居

譲り物の刀には二束三文の銘

あゝ一難去ってまた一難四六時中で

言の葉で落ち着けば終われた揉め事

已む無く太刀を抜く

一難去ってまた一難徹頭徹尾で

見返りなら背負った憎まれ役だけで

お釣りが来る

一難去ってまた一難四六時中で

一難去ってまた一難徹頭徹尾で

見返りなら背負った憎まれ役だけで

お釣りが来る

（一難去ってまた一難・・・）

（一難去ってまた一難・・・）