歌詞

昔のままって思えるような

そっと 寄り添う町並

立ち止まって見つめる先に

ふっと 浮かび上がって

耳をすませば聞こえてくる

声 かすかに弾んで

暗い闇も乗り越えられる

きっと そんな気がしてるよ

風 優しく吹いてく

谷間のあの町まで

季節を通り過ぎる時間の流れ

分かちあった

ところどころに明かりが灯って

出来事を話し始める

嬉しいこと 悲しいことも

見つめあって語りあえる場所

忘れかけの破れたページも

思い起こすように眠りにつく

ほら おやすみ

僕が見守っているから

あの日のこと どこか遠くで

またピカッと光った

振り返れば ほらね近くに

ああ 懐かしいにおいだ

空は澄み渡って

苦しみを受け止める

慈愛の心で静かに

僕らを包み込んだ

煌めくほど小さな世界で

祝杯を交わし始める

讃えあって微笑みあう

優しい会話が生まれる場所

翼はいつか虹を結んで

町を彩るように架かっていく

また 会えたね

いつかと同じ町角で

いくつもの時を

重ねてできた木組みの家の町

歌うよ

ところどころに明かりが灯って

出来事を話し始める

嬉しいこと 悲しいことも

見つめあって語りあえる場所

煌めくほど小さな世界で

祝杯を交わし始める

讃えあって笑いあえば

優しい気持ちでいられるんだ

こころの中に虹を架けたら

町はいつまでも色褪せないで

祈りながら

見守り続けているから

ほらねまたきっと会えるよ

いつもいるよ 君のそばに