Lyric

書き殴る短編集

春の始まりを肌で感じる

冷たい風と暖かな太陽

Mr.wicstone のbeatsにのせよう

いつだって心晴れ晴れ

積もった雪、靴で踏み溶かして

真夜中に止まらぬワクワク

都会のキャンパス足跡、散策

ハナからリミックスありき

浮かれる気持ち抑えてレコーディング

アイツならきっと乗ってくるはずと

思いと一緒にペン走らせよう

見たかったノーウェイホーム

でも子供の為なら諦めよう

我慢してホームシアター

嫁とお揃いのエアフォースワン

だんだん春が近付く届く春雷

港に張った薄氷も解けてゆく

口溶け芽吹く純愛

水面に葉っぱ酔芙蓉香りた露

当たり前ある日常と

そのすぐ側ある非日常

混ざり合う見事なグラデーション

日々の目が映し出すコントラスト

どれほど森に憧れていても

やっぱりオレらにはコンクリート

ビルが毎度吐き出す排気ガスを

吸い込むジャングル大帝レオ

ここでずっと生きていこうと

そう決め大地に下ろした根を

子守唄がわり町のこの喧騒

月明かり消してしまうほどネオン

見えてきた明日の向こう

新たな世界に吹く息吹と

喜びに満ち溢れた響きを

落とし込む春の鼻唄へと

だんだん春が近付く届く春雷

港に張った薄氷も解けてゆく

口溶け芽吹く純愛

水面に葉っぱ酔芙蓉香りた露

いつだって頭で流れる

音楽と寄り添い生きる

四季折々を愛し楽しむ

それこそ正解だって頷く

だんだん春が近付く届く春雷

港に張った薄氷も解けてゆく

口溶け芽吹く純愛

水面に葉っぱ酔芙蓉香りた露

そしたら遥か遠くから届く春雷

港泊まった船舶も泳いでゆく