遠い灯のジャケット写真

歌詞

遠い灯

茶屋萬衛門

小さな町の 坂の上

母の家の 白い屋根

風に揺れる 洗濯物が

まるで手を 振っているようで

夕暮れの電話の声

少しだけ かすれてた

「元気よ」と笑うけれど

胸の奥が 痛くなる

遠い灯(ひ)のような母よ

ひとりで冬を越えていく

会いたいと想うたびに

空を見上げてしまうんだ

あの町の星も 今日もきっと

やさしく母を照らしてる

季節がまた 巡るたび

帰る約束 伸ばしてきた

忙しさに かくれたままの

小さな罪のような日々

母がくれた 手編みのマフラー

今もまだ 引き出しの中

触れるたび 温もりが

心まで包んでくれる

遠い灯(ひ)のような母よ

笑顔は今も変わらないか

僕の声 届くように

少し強く名前を呼ぶ

あの町の風も 今日もきっと

母の髪を撫でている

もしも時が 戻せるなら

幼い日々の手のぬくもりを

もう一度だけ 感じたい

その手を離した日の空の下で

遠い灯(ひ)のような母よ

ありがとうを言えずにいた

春が来たら 帰るから

笑顔でまた会いたいなぁ

あの町の桜が咲く頃

きっと 手をつなげるように——

坂道に 灯(とも)る家の灯(ひ)

今も 僕の帰る場所

  • 作詞者

    茶屋萬衛門

  • 作曲者

    茶屋萬衛門

  • プロデューサー

    茶屋萬衛門

  • プログラミング

    茶屋萬衛門

遠い灯のジャケット写真

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    遠い灯

    茶屋萬衛門

アーティスト情報

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