歌詞

夕焼けに染まる窓辺で

ふとよぎる幼き日の声

あの笑顔も　砂のように

手のひらからこぼれていった

「幸せだった？」問いかける影

答えは記憶の中で揺れる

走馬灯のように巡る物語

涙も笑顔も　ひとつの光

悔いが残るなら　この瞬間から

描き直せる　最後の一秒まで

制服の匂いが胸を刺す

言えなかった言葉がまだ疼く

君と過ごした帰り道

夢を語った星の下

「もう一度、選べたなら」

心は今も迷いの中

果てしない記憶に浮かぶシルエット

大切だったと　今なら言える

後悔（こい）が教えてくれた優しさで

踏み出せるよ　最後の一秒まで

過去を変えることはできなくても

未来は　今　この手の中にある

「ありがとう」を重ねたその先に

きっと、私の答えがある

走馬灯のように巡る物語

すべて抱きしめて　歩き出そう

悔いを力に　変えていく勇気

生き続ける　最後の一秒まで

静かに閉じる　心のページ

「私は、幸せだった」――そう言えるように