Kazuma Endo 20th Anniversary Best+5のジャケット写真

歌詞

たなごころ

遠藤一馬

あの頃私は幼くあなたの後をくっ付いて回る

金魚の何とか

まだ右も左も分からず必死に食らい付いたのだ

蹴られても離れない 常に足元を陣取り

寝る時もまたしかり

あなたの掌は優しく温かく

私を無防備にする

それが如何に普通で尊い事なのか

今ようやく理解するに至ったのだ

すくすくと程良く脂肪を蓄えながら

育った私はいつの間にか

あなたを引っ張る程に

寄り道も道草も構わず引っ張り回して

力の限り走る 走る 走る

あなたの掌は優しく温かく

私を無防備にする

それが如何に普通で尊い事なのか

今はまだ噛み締めていられるのだ

あなたと出会って何度の朝を迎えただろう

私には時間という概念はありませんが

体が言う事を聞かなくなった事は分かる

毎日あなたと歩いたこの道

あなたに連れられ、私が引っ張り

今はもう走る事ができなくなった私を

同じ速度で見守ってくれている

あなたの掌は優しく温かく

私を無防備にする

それが如何に普通で尊い事なのか

私だけが知っているのだ

あなたの掌は優しく温かく

私を無防備にする

その手に包まれて抱かれている私は…

You're my... my owner

You're my... my brother

You're my... my father

  • 作詞

    遠藤一馬

  • 作曲

    遠藤一馬

Kazuma Endo 20th Anniversary Best+5のジャケット写真

遠藤一馬 の“たなごころ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"