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本作は、言葉にできない想いを「第二言語」としての不完全な美しさに託した、ポリグロット(多言語)・インディー・フォークです。GメジャーとGマイナーを行き来する繊細な旋律を、スティール弦ギターの爪弾きとヴィブラフォンの澄んだ音色が彩ります。
最大の特徴は、世界各地(東京、ロンドン、マドリード)で採取された環境音が生み出す圧倒的なリアリティ。サビで重なる弦楽四重奏の温かな膨らみは、言葉のつたなさを補う「心の翻訳機」のように響きます。日本語、英語、スペイン語がシームレスに混ざり合い、あえてアクセント(なまり)を残した親密なヴォーカルが、「流暢ではないからこそ伝わる愛」を証明します。派手な演出を削ぎ落とし、日常の隙間にある「翻訳不能な瞬間」をすくい上げた、誠実で愛おしい一作です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。