Lyric

やたらピンクの街灯が

チラつく街、右往左往してる

のも退屈で足早で、さ

つまりハイソな私たちは

注ぎ込んでる液晶に

例えばそう、アレ、なんだっけ？

忘れちゃったな…

馬鹿らしくて、つまらないね

ほんと笑えない

なのにどうして

やめられないの？

気持ちいい華やかさに

ようように

身体をただ寄せ返す

ここにあなたの乞う愛はない

須く朝が遠のいた

夢じゃないようで

どこも空虚な高層ビル

立ち並んでる、行列に割り込んで

少しホッとした

呆れちゃうよな

馬鹿らしくて、くだらないね

今日も堪らない

なのにどうして

栓のない空洞が

埋まらなくて

恥ずかしくて今日も堪らない

なのにどうして

なのにどうして

ズレた

身体をただ跳ね返す

ここであなたと酔う甲斐はない

これだけ甘美な泥濘に

濡れてたいのに

そして私はただ考える

そこに私の問う解はない

エンドレスなまま妄想は

いつまでもどこまでも

夢じゃなくて

消えなくってずっと笑えない

なのにどうして

溢れていく心の澱みさえ

掬えなくて

止めどなくて今日も溜まらない

なのにどうして

なのにどうして