歌詞

いつか君と歩いていた 雨上がりの夕暮れ

ちょっとできた水溜まり 二人てをつないで飛び越えたよね

あの時の僕らなら 例えれば晴れた午後の日差し

その居心地の良さに 自然と笑みが溢れていたよ

だけどいつの間にやら、

あたりを曇り空が覆っていて

その頃には歩幅さえ

君に合わせられなくなっていたんだ

やがて、君の涙が雨になりここに水溜まりを作ったんだ

これって二人の心の距離なの？

こっちの僕と そっちのきみ

僕は、それを飛び越そうと

思いっきり助走をつけてジャンプしたんだ

でもあと一歩

君に届かずに散った雫

それは思い出だったかな

そして僕は一人きり 止まない雨の道を行く

目障りな水溜まり 今度は一人で飛び越えたよ

こういう時は君のこと 嫌でも思い出してしまうもので

よく見たら周りは全部、全部君の色を帯びていたよ

急にかなしみに包まれて

傘をさす気力すら無くしていた

別にセンチに濡れたかった訳じゃない

ホントどうでもよくなっただけ

やがて、僕の涙が雨になり心に水溜まりをつくったんだ

これっていつになれば引くの？

日差しもない 乾くはずもない

僕は、それに映っている半透明な君をずっと見つめていたんだ

また溢れてしまった

涙がそこに落っこちて

君の笑顔は揺れる

あの日、君の涙を僕がそっとすくってあげられていたならば

離れて行かずにすんだのかな

今も変わらずに手を取り合って

それで、キラキラ光るみずたまりなんかを二人で覗き込んで

綺麗だねっていって

顔を見合わせていたいよ

雨がまた強くなってきたなぁ