Lyric

無邪気に寄せる波を乗りこなすように

重なる世界みんなで掴まえた

一時停止のつもりで入れた休符が

羊羹の暴食で終わりさ

将来の夢と聞かれて

口をつぐむ刹那

胸叩く手のひらが開いてた

滲み出た空虚な息は

広がり持たないまま

「正解」へ僕を導く

今で在った未来は作られた未来でしかなくて

僕らの答えはどこにいってしまったの

夢描いた世界はバラバラになって崩れ落ちて

偽物になったよ もうなにも考えないよ

朝焼けの浮遊感に囚われるように

過ぎる妄想イメージを抱きしめた

日跨ぎ駆け抜けてく虹色バトンは

透名に染まって終わりさ

自分語りに戸惑う

貫く軸がないから

机上に振る舞う心は風見鶏

煌めく星々の影が

心を食べ尽くして

我が儘な僕を邪魔する

今で在った未来は作られた未来でしかなくて

僕らの心はどこにいってしまったの

跪いて嗤って雪崩のように塗り直して

偽物になったよ もうなにも考えないよ

塒を巻いた時代の隅で

君はなにをしていたの

運命も意味も掃き捨てて無になるの

木霊が駆けるよ

今で在った未来は

今出逢った未来は

今出逢った未来が作られた未来だったとして

その未来は僕になに教えてくれるの

箍外して叫んで凪の合間に手を伸ばして

奇怪なバランスで嚮後に臨んでいくのさ