Lyric

青く高い空　揺れる地面　道の真ん中

終わりの見えないこの居場所で立ち止まった

気にも留めないはずだったこんな景色を

変えて飛び出すことだけ何故かずっと怖くて

思い出せるのはこの目で見た日々のカケラ

酷く浮ついた自分の場所を確かめていた

今見ている変わらないこんな景色を

続けることだけに何故か慣れてしまって

聴こえたんだね　深いところの声が

大袈裟に呟いた　間違いじゃないって

その足でまだ歩けるかい　その心臓はまだ動いているかい

君の一番欲しかったものが

色を変えてどっか行ったって

望めばまだ動けるさ　願わなくても血は巡っているさ

ずっと終わることはないのさ

とっくにもう気付いちゃってんだろう

いつの間にか前が見えなくなっていた

終わりを望むような顔で歩いていた

青く高い空　揺れる電線　ここは何処だ

あの景色を見ることすら何故か恥ずかしくて

息を吸う為苦しくなっていた

この場所に勝手に逃げ込んだのは自分自身だろ

その手で何か掴めるかい　その心臓はまだ動いているかい

君の一番欲しかったものが

形を変えてどっか行ったって

塞ぎ込んだあの声は　忘れたフリしていた言葉は

ずっと消えることはないのさ

とっくにもう気付いちゃってんだろう

どうせ道は続くんだ　嘘をついてももう無駄なんだ

君の一番欲しかったものは

果ての見えないずっと先さ

疲れ切ったその足は　空っぽになったその手は

ずっと応え続ける

だって君は生きているから

その足でまだ歩けるかい　その心臓はまだ動いているかい

君の一番欲しかったものが

色を変えてどっか行ったって

望めばまだ動けるさ　願わなくても血は巡っているさ

ずっと終わることはないのさ

ソレにもう気付いたんだ君は

その手で何か掴めるかい　その心臓はまだ動いているかい

ずっと青く高い空に

続く道を走り出すんだ

疲れ切ったその足が　空っぽになったその手が

たった一つだけ掴んだ

その時はもう終わりにしよう