わたしのいのちよりきれいな花束のジャケット写真

歌詞

アシンメトリー

雨宮さらさ

かつて見えた人生は それは清いものだった

(感嘆)なぜ産まれるのでしょう 不幸のまにまに

馳せた

想い重いなら背負うつもりいくらでも

けれどね わたしの足は根を張り癒着していくの

教えてくれませんか 泪が枯れそうです

痩せゆくよりほかありません 痛がるのが役目ですか

何もかもが足りなくて特に脳が足りなくて

それでも全うせねばいけないという矛盾

かつて見えた人生は それは清いものだった

まだ種だったわたしを愛でる母の声が恋しい

教えてくれませんか 心臓が渇いています

飢えても愛情はどこにもなく 一人ぼっちです

望まれた生命だった 清い人生が見えていた

母はわたしよりも先に痩せた 何も成せなかった

教えてくれませんか わたしの生命の重さを

等しく在れないわたしは なぜ産まれたのでしょう

天秤が傾いてる

  • 作詞者

    雨宮さらさ

  • 作曲者

    雨宮さらさ

  • プロデューサー

    雨宮さらさ

  • グラフィックデザイン

    雨宮さらさ

  • ボーカル

    雨宮さらさ

  • ソングライター

    雨宮さらさ

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ある日毒を受けた
その毒でわたしの青い花は枯れてしまった
代わりに黄色の花がわたしに宛がわれた
黄色の花は清く、可憐で、とてもじゃないけれどわたしには似合わなかった
やがて黄色の花も枯れ、わたしには何もなくなった
なのになぜだろうか、わたしは今もこうして呼吸をしている
花は枯れても美しく、その天命を全うするまでそこにあるのだと知った
わたしの青い花は、黄色の花と共に人生を謳歌する
わたし自身も生命をつなぐ、枯れた色の無彩色まで愛せるようにと

アーティスト情報

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