Lyric

沈んでゆく不機嫌そうな太陽

笑う月が顔を出して

輝く星線と線で結んで

繋いでは解いてく

まだ全然足りないよ

答えなんて無いかもね

ほら思考の迷路に

捕われて迷い込む

羽を無くした小鳥は

空の夢を見る

傷だらけのこの両手で

遠く青の向こうまで

微睡に揺れるまま

この身を任せて

虚空に誘われるように

あと一歩踏み出せ

さあ

錆びついて動かなくなった扉

絡みつく夢の残り香

本物か作り物かなんて

もうどっちでも関係ない

時間の檻の中で

空の絵を描く

砂時計の中の砂

もう何度落ちただろう

無限に近い孤独も

きっと有限で

見えないフリをしてた

出口は目の前にある

ねえ許してくれる？

臆病な私を

見えない未来

痛いまま進むんだ

狭い鳥籠の中で

空の夢を見る

傷だらけのこの両手で

遠く青の向こうまで

微睡に揺れるまま

この身を任せて

虚空に誘われるように

あと一歩踏み出せ

さあ

もう

時間だ