歌詞

鐘が鳴り響くよ教会の隅っこで

おめでとうの声に紛れ

カカシみたいになっていた

どんな顔してりゃいいのかも

わからないままになって

僕の肩を通り抜ける

君は白いマボロシさ

見たことない化粧をキメて

「ありがとう」ってはにかんだ

僕は少し照れくさくなっちゃって

瞳そらしながらマブタで

小さくうなづいた

祝福の約束は

いつだってしてきたつもりなんです

素直に笑えるはずなのにね?

君の幸せなんて

いつだって願ってきたつもりです

この微妙な想いを

ちょっと歌にしてみたんだよ

「もしも辛い時があれば僕を頼って」

そんなこと　もう二度と

言えなくなるのだろうか?

君は「そんなことないよ」って

笑っちゃうんだろうけれど

そうはいかないことくらい

僕だってわかっている

伝えたい事は全て

スピーチに取られちゃって

僕に出来ることなど

これっぽちも無くて情けなくて

見守る事しか出来なくて

数え切れない君の失恋も

見届けた僕なんです

それでも涙を見せなかったね

今頬を伝うその”光”は

喜びの結晶です

拭わなくてもいいから

今日は笑ってほしいんだよ

揺れるファザーの胸の内

「何様のつもり?」だって

僕はひどく恥ずかしくなっちゃって

瞳そらしながら

ハナムケの言葉を叫ぶよ

君が誰かのモノになったって

"Your Father" のつもりなんです

素直に笑えるはずなのにね?

認めざるしかないんだから

今日は言わせて貰っちゃうよ

幸せになってもらうよ

この先もずっとさ

世話好きで寂しがり屋の そう

ささやかな贈り物

この微妙な想いをちょっと

歌にしてみたんだよ