Lyric

シロップが街に降り注ぐ！

やー！

シロップが街に降り注ぐ

皆大騒ぎで逃げ出して行く

シロップが街に降り注ぐ

狂った老婆が猫を投げている

シロップがどぼどぼ降り注ぐ

みんなとは友達になれなかったね

シロップが街に降り注ぐ

まるで何も無かったかのような顔で

狂ってからも続く暮らしの中

馴れ馴れしい暗闇が襲ってくる

心の奥の奥底の奥で

あぐらをかいて僕自身を狙う

先生はかつて僕らにこう言った

「正直者は馬鹿を見ない」

ありがたく頷く有象無象

僕の席に花が活けられている

シロップが街に降り注ぐ

シロップが街に降り注ぐ

シロップよ街へ降り注げ

シロップよ街へ降り注げ

まるで何もなかったかのような顔で

悲しみとは永久の理だろうか

偽りの裏のニヤケ顔に嫌気が刺す

死ぬことは死ぬほど簡単だが

大事なのはそれが今日か明日かだけだ

弱きものはもっと弱きものへ

低いところを求めて流れる

地獄は人の偶像であるから

人は人へ植えつけ合うんだね

平和の根拠を

教えてくれよ

無いだろう？

シロップが街に降り注ぐ

当たり前に狂った日々の隙間に

シロップが街に降り注ぐ

いじめっ子が堰に詰まって澱んでいる

シロップがどぼどぼ降り注ぐ

僕はこの瞬間を待っていたんだ

シロップが街に降り注ぐ

シロップは街を呑んで行く

シロップは街を呑んで行く