私手記のジャケット写真

歌詞

坊や

イワクニマユ

坊やが眠りについたのを

見届けて母は出て行った

坊やのおでこにキスをして

しょっぱい涙が垂れたとさ

翌朝目覚めた坊やは

母がいないと気づいたが

子供がゆえの思慮深さで

何にも言わずに受け入れた

悲しいことがあったとか

我儘や駄々をこねたとて

今あるものが変わるで無し

何にも言わずに受け入れた

何にも言わずに日々暮らす坊やを

見ている父がいる

泣き喚かれても辛いけど

飲み込まれては分け合えぬ

誰も悪くなくて誰もが悔しい

ありふれたそんな出来事は

ある日突然降ってくる

坊やは眠りについたかな

近くの街に母はいる

すれ違っても気づくまい

時間はむごくて優しいものよ

すれ違っても気づくなよ

お前の母はもういない

  • 作詞

    イワクニマユ

  • 作曲

    イワクニマユ

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鍵盤弾き語りで活動するイワクニマユの3年ぶりの音源。
弾き語りスタイルでは通算4枚目のアルバムとなる。

忘れたいこと、忘れられないこと、
忘れてはいけないような気がすること。
そんな「手記」たち。

アーティスト情報

スイスイの丘

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