坊やが眠りについたのを
見届けて母は出て行った
坊やのおでこにキスをして
しょっぱい涙が垂れたとさ
翌朝目覚めた坊やは
母がいないと気づいたが
子供がゆえの思慮深さで
何にも言わずに受け入れた
悲しいことがあったとか
我儘や駄々をこねたとて
今あるものが変わるで無し
何にも言わずに受け入れた
何にも言わずに日々暮らす坊やを
見ている父がいる
泣き喚かれても辛いけど
飲み込まれては分け合えぬ
誰も悪くなくて誰もが悔しい
ありふれたそんな出来事は
ある日突然降ってくる
坊やは眠りについたかな
近くの街に母はいる
すれ違っても気づくまい
時間はむごくて優しいものよ
すれ違っても気づくなよ
お前の母はもういない
- 作詞
イワクニマユ
- 作曲
イワクニマユ
イワクニマユ の“坊や”を
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鍵盤弾き語りで活動するイワクニマユの3年ぶりの音源。
弾き語りスタイルでは通算4枚目のアルバムとなる。
忘れたいこと、忘れられないこと、
忘れてはいけないような気がすること。
そんな「手記」たち。
アーティスト情報
イワクニマユ
2011年鍵盤弾き語りスタイルで活動開始。 中性的な低音とピアノ、心に寄り添う歌詞を大切に各地でライブ活動中。 日常のいろいろな目線を辿っています。
イワクニマユの他のリリース
スイスイの丘