Scriptures Of Solitude 21.23のジャケット写真

歌詞

Lonly Huss

QRAUS

経済的格差に喘ぐ貧困

抜け出す背伸びでGetするMoney

諭吉の親指さばきの速さに

羽振りの上がった成り上がり

はじまり30 50で100

300 500で増やした 1000

口コミ客引き人から人へと

繋がり出してく裏の関係

飛んでる時より飛ばす回線

押し引き伸ばしていく境界線

人間関係に保つ半径

求める 握り締める万券

増えてく人間 嘘と裏切り

見極め 重要 固める人数

信用性と欲を天秤に

測りにかけるグラムの少数

心の懐漬け込む腹黒

表の顔の逆を知るREAL

HUSSれどHussられ足し算引き算

忍耐強化 鋼のメンタル

大口叩きの ネチラー強がり

見抜く口だけ金メダリスト

人間的常識無いやつ論外

着拒で入れとくブラックリスト

バイヤーの気象変動に

制御の効かなくなった使用量

営業時間外止まない鬼電

狂った性格 精神病

強烈なハイドロでハイとローの

ジレンマにはまる 無限ループ

安定を求める生活なんてない

渡る不安定な タイトロープ

Hustling Timely 欲と駆け引き

喉から手が出る美味い話

Hidden enemy 妬みと嫉妬

昨日までの友が今日からは敵に

Ballin Everynight 無意味な豪遊

形に残らん物は記憶に残らん

Lonely Smoking どこかへ消えた昨日までのハスラーが今日からは

昨日までの新鮮が今日からは不自然

刺激を求める 次から次へ

新天地開拓の旅には出るけど

結局また戻って来ちまうHood

生存競争が増える新参者から

末端価格を守る

末端から末端 上がる値段に

形成させてくTriangle

いつでもマインド断崖絶壁

下から上がってまた落ちてく

隙を見せれば、食うものも食われる

弱肉強食 都会地獄

色眼鏡で見てくる奴らを横目に

裏腹苦労が積み重なり

人格操る巧みに対応

誰でも持ってる表裏

光の当たら影 昼夜逆転

生きてる違う時間感覚

朝方リーマン出勤する時

すれ違い際に我に帰る

大事な引き際 いや今入れとき

失うタイミング増えるリスク

積み重ねるウェイト明日は見えずに

日銭を稼いで雨を凌ぐ

いつからこの生活を追われる日々に

背後を気にする24時

ガキの頃からSkate Graff に音楽

Hustling 合わせて4足の草鞋

入る門は狭く  魅力的

出る門は広く  抜けれん出口

スポットライトが当たる暁に

気がつくと 一寸先は闇

Hustling Timely 欲と駆け引き

喉から手が出る美味い話

Hidden Enemy 妬みと嫉妬

昨日までの友が今日からは敵に

Ballin Everynight 無意味な豪遊

形に残らん物は記憶に残らん

Lonely Smoking どこかへ消えた

誰もが知ってる明日は我が身

  • 作詞者

    QRAUS

  • 作曲者

    QRAUS

  • プロデューサー

    QRAUS

  • ドラム

    QRAUS

  • シンセサイザー

    QRAUS

  • ラップ

    QRAUS

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手錠の重みが消えた今も、残されたのは記憶とノート、そして音だった。
四年という終わりの見えなかった時間。
トラックメーカーは機材を失い、手元に残ったのは紙とペンのみ。
そこから始まったのは、脳の奥底に焼きついた回路をたどる旅。
哲学的な生と死、格差と貧困、そして'自分'という存在への問いが、獄中の孤独と共に言葉となった。
これは2021年から2023年にかけて書かれた詩であり、
Qrausというフィルターを通じて表現された、電子音と詩の融合である。
トラックもラップも、すべて自身の手によって制作された。
これは、語らなかった者が語り出す瞬間であり、
ラッパーとしてのQrausのファースト・アルバムでもある。
アブストラクトな質感と、重く沈むビート。
時折浮かぶシンセの残響。
音楽というよりも、これは一種の電子的回想録である。

そしてこのアルバムは、新たな世界への扉。
非現実的なQrausという存在を通して生まれた、クラッキングツール。
あなたの神経回路にこの音が侵入したとき、何が残るのか?
明日は変わるのか──それとも、今夜すら更新されないままか。
選択肢はない。起動せよ。アクセスはすでに始まっている。

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