

経済的格差に喘ぐ貧困
抜け出す背伸びでGetするMoney
諭吉の親指さばきの速さに
羽振りの上がった成り上がり
はじまり30 50で100
300 500で増やした 1000
口コミ客引き人から人へと
繋がり出してく裏の関係
飛んでる時より飛ばす回線
押し引き伸ばしていく境界線
人間関係に保つ半径
求める 握り締める万券
増えてく人間 嘘と裏切り
見極め 重要 固める人数
信用性と欲を天秤に
測りにかけるグラムの少数
心の懐漬け込む腹黒
表の顔の逆を知るREAL
HUSSれどHussられ足し算引き算
忍耐強化 鋼のメンタル
大口叩きの ネチラー強がり
見抜く口だけ金メダリスト
人間的常識無いやつ論外
着拒で入れとくブラックリスト
バイヤーの気象変動に
制御の効かなくなった使用量
営業時間外止まない鬼電
狂った性格 精神病
強烈なハイドロでハイとローの
ジレンマにはまる 無限ループ
安定を求める生活なんてない
渡る不安定な タイトロープ
Hustling Timely 欲と駆け引き
喉から手が出る美味い話
Hidden enemy 妬みと嫉妬
昨日までの友が今日からは敵に
Ballin Everynight 無意味な豪遊
形に残らん物は記憶に残らん
Lonely Smoking どこかへ消えた昨日までのハスラーが今日からは
昨日までの新鮮が今日からは不自然
刺激を求める 次から次へ
新天地開拓の旅には出るけど
結局また戻って来ちまうHood
生存競争が増える新参者から
末端価格を守る
末端から末端 上がる値段に
形成させてくTriangle
いつでもマインド断崖絶壁
下から上がってまた落ちてく
隙を見せれば、食うものも食われる
弱肉強食 都会地獄
色眼鏡で見てくる奴らを横目に
裏腹苦労が積み重なり
人格操る巧みに対応
誰でも持ってる表裏
光の当たら影 昼夜逆転
生きてる違う時間感覚
朝方リーマン出勤する時
すれ違い際に我に帰る
大事な引き際 いや今入れとき
失うタイミング増えるリスク
積み重ねるウェイト明日は見えずに
日銭を稼いで雨を凌ぐ
いつからこの生活を追われる日々に
背後を気にする24時
ガキの頃からSkate Graff に音楽
Hustling 合わせて4足の草鞋
入る門は狭く 魅力的
出る門は広く 抜けれん出口
スポットライトが当たる暁に
気がつくと 一寸先は闇
Hustling Timely 欲と駆け引き
喉から手が出る美味い話
Hidden Enemy 妬みと嫉妬
昨日までの友が今日からは敵に
Ballin Everynight 無意味な豪遊
形に残らん物は記憶に残らん
Lonely Smoking どこかへ消えた
誰もが知ってる明日は我が身
- 作詞者
QRAUS
- 作曲者
QRAUS
- プロデューサー
QRAUS
- ドラム
QRAUS
- シンセサイザー
QRAUS
- ラップ
QRAUS

QRAUS の“Lonly Huss”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
INTRO (feat. SPHERHELIX)
QRAUS
- 2
TIMES TO SHINE
QRAUS
- 3
Invisible sight
QRAUS
- 4
Lumivance
QRAUS
- 5
AKAOCHI
QRAUS
- 6
Altered state of consciousness
QRAUS
- ⚫︎
Lonly Huss
QRAUS
- 8
Upbringing
QRAUS
- 9
Colored Glasses - Prejudiced View
QRAUS
- 10
Hard Vs Soft
QRAUS
- 11
Silent Void
QRAUS
- 12
Huslinpic
QRAUS
- 13
2Face
QRAUS
- 14
Cut From Reality
QRAUS
手錠の重みが消えた今も、残されたのは記憶とノート、そして音だった。
四年という終わりの見えなかった時間。
トラックメーカーは機材を失い、手元に残ったのは紙とペンのみ。
そこから始まったのは、脳の奥底に焼きついた回路をたどる旅。
哲学的な生と死、格差と貧困、そして'自分'という存在への問いが、獄中の孤独と共に言葉となった。
これは2021年から2023年にかけて書かれた詩であり、
Qrausというフィルターを通じて表現された、電子音と詩の融合である。
トラックもラップも、すべて自身の手によって制作された。
これは、語らなかった者が語り出す瞬間であり、
ラッパーとしてのQrausのファースト・アルバムでもある。
アブストラクトな質感と、重く沈むビート。
時折浮かぶシンセの残響。
音楽というよりも、これは一種の電子的回想録である。
そしてこのアルバムは、新たな世界への扉。
非現実的なQrausという存在を通して生まれた、クラッキングツール。
あなたの神経回路にこの音が侵入したとき、何が残るのか?
明日は変わるのか──それとも、今夜すら更新されないままか。
選択肢はない。起動せよ。アクセスはすでに始まっている。