Scriptures Of Solitude 21.23のジャケット写真

歌詞

Silent Void

QRAUS

空洞化 アンダーグランド 影が生まれ

照らされる所には 飛んで火にいる虫

GangかJunkieに 道がないのじゃない

その受け皿がない狭き門 この社会

Fashionで小分けにサバク Youth User

そこから抜けられない G風なラッパー

それも一つの形であり ある種のART

Illegal に粋がる 黒光の栄光

桜の花開くが 一瞬で散り逝く

その僅かな輝きの為 次の年まで眠る

今年ももう来たのか 節目のExquinox

寒さで凝り固まったBody Mind Flex

温まってる場合じゃないぜ Homie

過去になる今から先に送る24

獄中の縛りにも慣れ出す 2年目

気持ちはサラっ子のまま向かう NextStage

Enemy 自分だろ 目の敵にするあいつ

居てもいなくても失敗全て 自分の事

孤独に慣れない雑居でもする FOCUS

MYSELF 心の中響く Beatの鼓動

VISION口に出す だけなのはEasy

行動にするのもEasy Just do or do

時にPressureになる ハードルが上がる

夢や理想を語ると 叶わなくなる

No.1 とつく者の 愚かさ

目を向けて見る知る 知ってる世界の狭さ

段階踏み出すProcess 見抜くFalse

お見通しだぞ 本気だからただ研ぎ澄ます

時の速さ20歳超え 体感Like a Express

焦りは禁物 とにかく保つMy pace

Qraus 今日も暮らすCellで沈まずに書く

Lyric雨を降らす外に届けこのモチベーション

  • 作詞者

    QRAUS

  • 作曲者

    QRAUS

  • プロデューサー

    QRAUS

  • ドラム

    QRAUS

  • シンセサイザー

    SPHERHELIX

  • ラップ

    QRAUS

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手錠の重みが消えた今も、残されたのは記憶とノート、そして音だった。
四年という終わりの見えなかった時間。
トラックメーカーは機材を失い、手元に残ったのは紙とペンのみ。
そこから始まったのは、脳の奥底に焼きついた回路をたどる旅。
哲学的な生と死、格差と貧困、そして'自分'という存在への問いが、獄中の孤独と共に言葉となった。
これは2021年から2023年にかけて書かれた詩であり、
Qrausというフィルターを通じて表現された、電子音と詩の融合である。
トラックもラップも、すべて自身の手によって制作された。
これは、語らなかった者が語り出す瞬間であり、
ラッパーとしてのQrausのファースト・アルバムでもある。
アブストラクトな質感と、重く沈むビート。
時折浮かぶシンセの残響。
音楽というよりも、これは一種の電子的回想録である。

そしてこのアルバムは、新たな世界への扉。
非現実的なQrausという存在を通して生まれた、クラッキングツール。
あなたの神経回路にこの音が侵入したとき、何が残るのか?
明日は変わるのか──それとも、今夜すら更新されないままか。
選択肢はない。起動せよ。アクセスはすでに始まっている。

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