Scriptures Of Solitude 21.23のジャケット写真

歌詞

Lumivance

QRAUS

一筋からなる細い連なり目を凝らし

現在地今立つ位置再確認

人工的光線は常におざなり

闇は拒まずとも向こうからやって来る

1秒1刻 の瞬きの間に過ぎてく

波の間に間に癒しの音の旋律

聞き分ける区別 先を見通す千里眼

倒れても立ち上がる 負けない戦略

ニーゼロ辺りの哲学のかけたHIPHOP

大衆が求めたのは 悪や非日常

詩とbeatsの融合 もはや水と油

混ざり合わないARTの飽くなき探求

這いつくばった分だけ這い上がる生き様

後ろ指刺されてももはや何も感じん

麻痺する五感 また世に対する違和感

社会に溜まる不満 音で反抗

周り廻る めくるめくこのspace

日々にない安定と保つ人間関係

光が漏れる わずかな可能性

繋ぎ合わす今日と明日 創造性

今日が来た様にまた明日も来る

その繰り返し外せば戻る振り出し

ミスもある大小構わず学び改心

芯はブレず上がる心 自身をExceed

嫌なことは山の様つもり増してく重み

やりたいことだけ進める愚かさ自分の弱み

他人より手強いそいつの退治法

イルにストイックで蓋するストリクト療法

Past time basta 思い出しちまう過去が

クソ思い出のあそこにはもう届かないか?

切り捨て見切りつけるあの日々のTaste

これは天から与えられたMindのTest

空の色が赤く染まる日没のどん詰まり

1人残された孤独な散歩の夢想者

条件反射と燃える夕陽Gazing

静まり返った月と水の静寂

研ぎ澄ます神経 探る頭のtherapy

致死量 使用量 足りない摂取量

関節のPainに付き纏う勘繰り

アルミホイルアンモニウムベイキング炙り

誹謗や賞賛 それに惑わされたり

剥ぎ取られた有用的なprobability

真実の逆を読む 精神的Emotion

Imagination 俄然煽る 超えるGeneration

DEEPな煙の中 手探りのサンプラー

PcPMPCは今日も俺に正直

所持金増やすEssence Plus Sequence

飛んだ分は必ず反映させたMUSIC

  • 作詞者

    QRAUS

  • 作曲者

    QRAUS

  • プロデューサー

    QRAUS

  • ドラム

    QRAUS

  • シンセサイザー

    SPHERHELIX

  • ラップ

    QRAUS

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手錠の重みが消えた今も、残されたのは記憶とノート、そして音だった。
四年という終わりの見えなかった時間。
トラックメーカーは機材を失い、手元に残ったのは紙とペンのみ。
そこから始まったのは、脳の奥底に焼きついた回路をたどる旅。
哲学的な生と死、格差と貧困、そして'自分'という存在への問いが、獄中の孤独と共に言葉となった。
これは2021年から2023年にかけて書かれた詩であり、
Qrausというフィルターを通じて表現された、電子音と詩の融合である。
トラックもラップも、すべて自身の手によって制作された。
これは、語らなかった者が語り出す瞬間であり、
ラッパーとしてのQrausのファースト・アルバムでもある。
アブストラクトな質感と、重く沈むビート。
時折浮かぶシンセの残響。
音楽というよりも、これは一種の電子的回想録である。

そしてこのアルバムは、新たな世界への扉。
非現実的なQrausという存在を通して生まれた、クラッキングツール。
あなたの神経回路にこの音が侵入したとき、何が残るのか?
明日は変わるのか──それとも、今夜すら更新されないままか。
選択肢はない。起動せよ。アクセスはすでに始まっている。

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