Scriptures Of Solitude 21.23のジャケット写真

歌詞

Cut From Reality

QRAUS

迷路の様な 記憶を繋ぐ

過去と今が交わり未来につながる

後ろを向かずとも我に振り返る

だが楽観し過ぎて 外すと落ちる

Success story 聴く人は日に日に

忘れる 本当に 必要な物

切り捨てることで 取り憑く悪魔

だが金を優先させるより 大事な仲間

墓以外に残してやる 生きた証

足跡 側から見ればただのオナニーか?

なら人から見えない前提でする表現

Explode させ形にしていくImagination

美しい物 その概念を 爆破

音感がない物 音で感化

当たり前とは何 踊らされるな大人

皆列ができるとこに 並びたがる輩

確かにそれが良いだのreasonあるのか?

一番はただの 探究心の欠落か?

タイパを求め 時間の使い方に追われ

Processの楽しみ方を忘れてしまう

何が良いとか 全て数字で決めて

小学一年生でもわかる 足し算引き算

一番ヤバイ曲のみアルバムはお座なり

断片15秒だけで Fame取る時代

古きを尋ね 新しき大地潤す

古株 ばかりが残り 森に咲く花

長い下積み 洗脳 はめ込む罠

掻い潜れsurvive だって We just wanna

売れるとかじゃなくて 取るまでPatience

DIGしてる者から 少しずつSpread

次から次止まらず ひたすらCreate

Non afraid 何も恐れず Exceed

  • 作詞者

    QRAUS

  • 作曲者

    QRAUS

  • プロデューサー

    QRAUS

  • ドラム

    QRAUS

  • シンセサイザー

    QRAUS

  • ラップ

    QRAUS

  • タンバリン

    SPHERHELIX

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手錠の重みが消えた今も、残されたのは記憶とノート、そして音だった。
四年という終わりの見えなかった時間。
トラックメーカーは機材を失い、手元に残ったのは紙とペンのみ。
そこから始まったのは、脳の奥底に焼きついた回路をたどる旅。
哲学的な生と死、格差と貧困、そして'自分'という存在への問いが、獄中の孤独と共に言葉となった。
これは2021年から2023年にかけて書かれた詩であり、
Qrausというフィルターを通じて表現された、電子音と詩の融合である。
トラックもラップも、すべて自身の手によって制作された。
これは、語らなかった者が語り出す瞬間であり、
ラッパーとしてのQrausのファースト・アルバムでもある。
アブストラクトな質感と、重く沈むビート。
時折浮かぶシンセの残響。
音楽というよりも、これは一種の電子的回想録である。

そしてこのアルバムは、新たな世界への扉。
非現実的なQrausという存在を通して生まれた、クラッキングツール。
あなたの神経回路にこの音が侵入したとき、何が残るのか?
明日は変わるのか──それとも、今夜すら更新されないままか。
選択肢はない。起動せよ。アクセスはすでに始まっている。

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