Smoke Lady Midnight Blue Front Cover

Lyric

Smoke Lady Midnight Blue

nakaken

モノクロの街角に 風がすべり込み

ハイヒールの音が 時の隙間を打つ

ネオンが滲み ヴィーナスの影が

赤いルージュの溜息をさらう

煙草を咥えて 細い指先

スモークがまるで ドレスのように広がって

夜を飾り 人の心を

ひとつ またひとつ 鮮やかに盗んでゆく

パールのネックレス 光を手繰り寄せ

揺れるたび生まれる ときめきのざわめき

「恋なんて流行」と呟くその唇は

赤の色に影を潜ませていた

ウィンクひとつで 近未来を奪い

狂い出す街のルーレット

モダンガールのそのひと振りで

世界は簡単に回り出す

Smoke Lady, Midnight Blue

遠ざかる自由を求めながら

気怠るさに満ちたその眼差しが

夜の空をそっと塗り替える

Smoke Lady, Midnight Blue

蒼い影を引きずりながら

ドアを開けて歩くたび

生活の埃がきらめいた

夜の音楽は サックスの涙

レコードの針が 失われた時間を

掬い上げては 美しいざわめきに変える

カウンターにもたれかかるその肩は

幽がいな寂しさを燻らせて

マスターの目をすり抜け

静かに笑っていた

微かなライトが 顔を撫で

ひとときのドラマが生まれる

スモークの向こう 彼女の視線

古い映画のワンシーンのよう

さよならさえも ジャズの調べに紛れ

彼女の姿は景色に溶け

新しい夜が生まれれば

すべての記憶は軽くなるというのに

Smoke Lady, don’t fade away

救い取れない希望を抱き

自由に疲れた胸の中

灯をひとつ 灯してゆく

Smoke Lady, Midnight Blue

君の声が夜に消える

それでも生きてる足跡に

誰かがまた恋をする

煙草の火が細くなる頃

彼女わもう その場所にいない

スモークだけが残した印

それわまるで

「今日も自由に生きたかった」

という囁きで

夜の街に消えてゆく。

  • Lyricist

    nakaken

  • Composer

    nakaken

  • Producer

    nakaken

  • Guitar

    nakaken

Smoke Lady Midnight Blue Front Cover

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