歌詞

胸に抱えた言の葉さえ　あの日に触れた温もりさえ

この手は全て失っていく　この世界の道理なのだろう？

この手に残る感触など　虚しさを刻みつけるだけ

ならば何も知らずいよう　なんて言っては埋まらない心を刺していた

もうたくさんだ

仕損じとなった心臓だ

開いた傷口は　正されぬまま

答えやしないんだそれは　ただ冷たいばかりの未来像

見誤った夢の対価か　すべては壊れたというのに

叶わぬ未来だというならば　いっそここから消えてしまえ

魘される夜に　失望を綴ってる　思い出したくもないのに

夢に見ていたような未来は　一人よがりの空想だと

思い知らされる今日だ　この世界の道理なのだろう

命に意味などはないのか　死ぬことに意味もないさ

ならば息を止めていよう　なんて言ってはこの身を打っていた

笑顔はどう作るんだっけ　そもそも笑顔は作るもんだっけ

心にもない愛など　騙るあの顔が気障らしい

仕損じとなった心臓は

開いた傷口は　治りやしない

答えやしないんだそれは　ただ虚構で満たした生涯

この未完成な体なんかで　生まれたことが間違いだった

この手は何も守れない　いっそ全部を捨ててしまおう

魘される夜に　絶望を叫んでいる　喉が裂けるくらいに

機能を果たさぬ心臓は

温もりを知る術などない

僕はこれでいいんだ

君のようになれはしないよ

もうわかっていた

いつまでここで泣いてりゃいいんだ

錆びついた心臓はもう捨てよう

止めてしまいたいのに

それは　ただ冷たいばかりの未来像

見誤った夢の対価か　すべて失ったというのに

救いない未来だというならば　いっそ全部が消えてしまえ

魘される夜に　失望を歌っている　喉が裂けるくらいに

愛を騙って　哀を謳って

翔べぬ空を眺める生涯

灰色に塗った世界は

変わらないまま