

ほんの一瞬だった
窓際のカフェ
雨音に溶けるような笑い方
綺麗ってよりも
もっと厄介で
気づけば目で追ってた引力
アイスラテの氷が溶ける間に
何かがもう始まってたんだろう
名前も知らないくせにさ
やけに静かな衝動
傘も持たずに立ち尽くした
あの日の帰り道
差し出されたその手が
全部を狂わせた
「使います?」その一言で
心臓が変な音を立てた
薬指の現実ごと
揺らしてしまうくらいに
返す理由ができたことに
ホッとしてる自分がいた
もうこの時点でさ
戻れなかったんだ
“返すだけ”のはずだったのに
いつしか水曜のルーティン
くだらない愚痴と笑い声
それで世界が軽くなる
やばいなって何度も思った
でも会いたくなるのが本音で
ブレーキ踏むたび逆に
深く沈んでいく感じ
言わなきゃいけないことが
喉で引っかかってた
「来月、結婚するんだ」
やっと吐き出した
「おめでとう」って笑う君が
優しすぎて苦しかった
止まった一瞬の空気だけ
やけにリアルでさ
そのあと君はこなくなって
空いた席だけが残った
勝手に終わったみたいに
思い込んでた
久しぶりって送った夜
情けないくらい弱いぶん
夜の公園
少し大人びた君
逃げ場なんてなかった
「それ、私のせいにしないで」
まっすぐ刺さる正論
でもその痛みがもう
本物だった
止められない
全部壊してでも
この気持ちは嘘じゃない
正しいとか間違いとか
もうどうでもよくて
手を繋いだあの夜から
罪と救いが同時にある
選んだのはオレだ
逃げ場はないけど
水曜のカフェ
雨の記憶
あの傘がすべての始まり
甘さの裏に残る苦さも
抱えたまま
進むしかない
- 作詞者
ぶぅちゃん
- 作曲者
ぶぅちゃん
- プロデューサー
ぶぅちゃん
- シンセサイザー
ぶぅちゃん

ぶぅちゃん の“水曜の引力”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
水曜の引力
ぶぅちゃん
雨の日のカフェで差し出された一本の傘。
何気ない優しさから始まった出会いは、やがて“返すだけ”では終われない感情へと変わっていく。
結婚を控えた現実、薬指にある責任、それでも止められない心の揺れ。
正しさと本音の狭間で揺れる主人公の葛藤を、繊細なギターサウンドと切ないメロディに乗せて描いた、大人のラブストーリー。
甘さの裏に残る苦さ、罪悪感の中にある救い、そして自分で選んだ恋の責任。
雨音のように静かに心へ染み込む、戻れない恋の一曲です。
アーティスト情報
ぶぅちゃん
ぶぅちゃんの他のリリース



