

物干しで鍛えた
ありふれたことばたちが
細腕の脈から
滑り込み落ち着かない
世の闇飲み込んでる三日月とする
口づけが苦々しい
水の底で見たこの星のミイラ
夢だけエトピリカ
うたかたの恋に落ちた
悲しいエトピリカ
一羽だけこぼれた空
内に秘めたピリカ
血ははじけて羽となれ
月夜のエトピリカ
恋焦がれひらいた空
世の闇飲み込んでる三日月とする
口づけが痛々しい
水の底に見えた鳥たちのミイラ
満ちて 飲めば はらむ光よ
まずは
空回るほどに 骨は弱りきり
そのくちばしだけ 闇を照らしてく
- 作詞者
高田丈
- 作曲者
猪俣雄太

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アーティスト情報
こけつまろびっツ
2021年に活動開始。早稲田大学の音楽サークルThe Naleio、中南米研究会での出会いをきっかけに結成したポエトリー・ファンク・ロックバンド。James BrownやP-Funkからエッセンスを吸収し、自らの身体に滲む言葉をうねりとして躍動させる、アジアのファンクバンド。楽曲を単に再生するわけではなく、即時的なエネルギーに身を任せ、もはや祭りに近いライブパフォーマンスで観客や空間と一体化する。ライブハウスに縛られず、路上でもバンドスタイルでの活動を展開。アジアを中心とした、海外での活躍を目指す。
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